靴下からの爪白癬症は強力抗真菌作用のイトリゾール

水虫には種類があり症状や出来る場所が違ってきます。その中で一般的な水虫が、足水虫(足白癬症)です。足白癬症は、革靴やブーツなどの通気性の悪い靴を長時間履いていたり、蒸れた靴下を履き続けることで発症します。この症状は白癬菌と呼ばれる真菌が足の裏に感染し増殖することで起こります。足水虫の中では、この症状が最も多いと言われています。
治療法としては、主に抗真菌薬を用いることになります。ドラッグストアなどで市販もされていますが、きちんと皮膚科を受診して症状に合った抗真菌薬を処方してもらうことをおすすめします。足水虫の場合は、基本的に外用薬での治療となります。
また、革靴や蒸れた靴下などで白癬菌が繁殖し、稀に爪に感染してしまうことがあります。これを爪水虫(爪白癬症)と言います。爪水虫は日本では10人に1人の割引でかかるとも言われており、また水虫の中で最も完治が難しいとも言われています。
治療法としては、爪水虫は外用薬での完治が困難なため、内服薬での治療が行われます。皮膚科や内科で処方される薬にイトリゾールなどがあります。イトリゾールは強い抗真菌活性作用と、幅広い真菌感染症に対応可能性な内服薬で、塗り薬では完治出来ない爪水虫をはじめ、カンジダなどの様々な真菌を殺菌することができます。またイトリゾールは他の内服用抗真菌薬と比べ比較的安全性が高く、体内で抱合や酸化を受けにくく安定しているため、多くの真菌感染症に使用されています。
イトリゾールの有効成分はイトラコナゾールというトリアゾール系で、植物性細胞膜を持っている白癬菌に対し、その膜を作るエルゴステロールという成分を生成するのを阻止する働きがあり、また殺菌して高い抗真菌作用を発揮します。
水虫の治療には根気が必要となり、完治が困難な場合もあります。そうならないためにも、靴の中を清潔にし、履き替え用靴下を持参するなどして水虫の予防に努めましょう。



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